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日常の出来事などの記述です。 「雀記会」(麻雀成績)は「1位」-「2位」-「3位」-「4位」、収支、場代、の順。着順の推移でないことに注意。収支に場代は含まず。例えば「収支+2500、場代3000」だったら、麻雀自体の収支は+2500だが場代に3000円かかってるので実質の収支はマイナス500円。
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S氏にこんなことを聞かれた。「ハネツモが必要な条件で、役なしドラなしのチートイツを張った。このままリーチをするなら裏が必要である。しかしドラが来るまで待てば裏は不要である。どちらの方が確率が高いのだろうか?」。面白そうなので計算してみた。

考えるモデルは以下の通り。「即リーの場合、ツモる確率は1/34。そして裏が乗る確率は7/34。ドラを待つ場合、ドラを引く確率は1/34で、それをツモる確率も1/34。両者とも、一発や赤、その他偶然役は考慮しない」。ここで1/34=p、33/34=q、7/34=aとしておく。また、n順目までにハネツモが達成する確率を、即リーの方はg(n)、ドラ引き待ちの法はf(n)とする。

即リーについて。n順目にツモ和了る確率はq^(n-1)*pである。よってn順目までにツモ和了できる確率は1-q^nである。裏が乗る確率がaなのでg(n)=a(1-q^n)である。

ドラ引き待ちについて。n順目にツモ和了る確率は(n-1)*q^(n-2)*ppである。よってn順目までにツモ和了できる確率は1-q^(n-1)-(n-1)*pq^(n-1)であり、これがそのままf(n)である。

f(n),g(n),g(n)-f(n)を順目ごとに表に算出したものが冒頭の画像である。15順目まではg(n)-f(n)が正ということで、最大18順あるとして、「2順目まではドラ引き待ち、3順目以降は即リー」というのが答えである。まぁこういうケースでは即リーでかまわないといったところか。

即リーの利点はもう一つある。裏が乗らなかったとしても6400点の収入があるということである。他家の和了による失点が起きないことまで考えると、そういう意味でも即リーでよいのではないかと思う。
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